03/07/2002

<<おはようございますだ。只今、早朝1時。昨日は早々とジオを終わらせて、早速千円で『ロード・オブ・ザ・リング』を見てきました。楽しいです。ドキドキしました。しかし、サトルな終わり方で中途半端も良い所です。ですからこれはいやおうがなしに第二部を来年見なければ死のうにも死ねません。しかし、リーダー的な存在である男はかっこ良かった。外見がと言うよりも、その葛藤する姿が素晴しく、かつ、戦ってる姿もまさに『男』でした。残念な事に、リブ・タイラーが奴のお相手なので、私には全く勝ち目がありません。ショック!

<<まだ小さかった時、私は本気で自分はいつか世界を救う救世主になれる、と、信じていました。(ハウ・カム!)いつか見知らぬよぼよぼのお爺さんが現れて『君をずっと探していた。君は世界を救う勇者だ。』と、告げられる時が必ず来るから、だから今はどんなに辛い事があっても耐えなきゃいけん。と、子供ながら心に秘めていました。自分には人とは違う何かがあると言い聞かせていました。う~ん。何故でしょう。空想の世界と現実の世界の区別がはっきりとつかんかったからかもしれん。今考えてみるととてつもない事考えてたんだな~。私って凄い。でも、一度も塔の天辺に捕らえられたお姫様になるとは思わんかった。もし私が捕らえられたらピーピー泣かないで自力で脱出。ついでに悪の王を始末しておく。勇者になるって賢いというよりも産まれ持った素質と神秘的な力でしょ?勉強が出来るとか運動能力に優れるとか全く関係なくて、つまり一般生活では極普通の私にも気づいていない『勇者の特質』があるのでは?と、思い付いてしまった訳ですね。あー、危ない危ない。そのまま成長してたら凄い事になってた。多分、大きくなっていく毎に自分が分って来たし、現実が見えるようになったからかな。でも、自分の手の届く範囲が正確にあっているのか疑問。たまに自分は本来行くべき道とは全く正反対の道を強引に突き進んでいるのでは?と不安になる事がある。映画の中だったら絶対結末はハッピーエンドだからどう進んでいこうが結果は分かりきってる。でも、本当の人生って違うでしょ?誰も確信が持てないし、100%正しいなんてこの世の中には存在しないと思う。でも皆理由付けが得意だから殺人犯も自由放免になる世の中。ここぞと言う時になっていつも私は感情に左右されてしまう。理性よりもそっちの方が先に働いて、後になって後悔する。勇者は内なる声に従うらしいから、ルーク・スカイウォーカーがもってる『フォース』とやらが欲しい。ノブは人間は人からの愛を欲するのが基本って言ってるけど、つまりそれって、自分は多くの人から愛されている=自分には特別な価値がある、って思えるって事でしょ?ごちゃごちゃ人間が暮らしている世界の中で『自分』を確立して旗を立てるって周りとは違う何か目印みたいなものが必要じゃん。人から必要とされるってあるいみ愛を受け取ってるって事ではないでしょうか?自分の価値がはっきりしている勇者はそう言う意味で、今の私には羨ましい限りです。

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